色合わせを楽しむ!大人の「差し色」コーデ集

春〜〜!って感じのお天気です。
洗濯物干してたら、今年初めて「日差しが暑いっ!」と感じました。

さて、ファッションを春物にするとき、意識するのは生地の感じ。
そしてカラーですね。
私も年を重ねるにつれ、選ぶ服は黒や白、ベージュ、ブラウンなど、落ち着いた色が多くなってきました。
合わせやすく無難ではありますが、暖かくなってくると何かカラー物が欲しくなります。
おしゃれしたけれど、いつも同じような服でマンネリしてきたり、なんだか垢抜けない。
そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
いつものベーシックカラーの服を一気におしゃれに見せてくれるコツが「差し色」を取り入れてみることなのです。

そこで今回は大人が取り入れる「差し色アイテム」のコツについてコーデ集をまとめてみました。

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40代男の子ママ
|UNIQLO・GUを使った等身大でオシャレに見える着回しをご紹介します|身長162cm・標準体型|骨格ストレート・パーソナルカラースプリング
|アメブロファッションランキング1位獲得

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差し色とは

コーディネートのどこかに色を添えることを「差し色」と言います。
アクセントカラーとも言われていて、落ち着いた色合いでコーデを組んだときに、1点鮮やかな色を使うことを意味します。
差し色とは、あくまで全体のコーディネートのサブ的な役割ですが、あっという間にコーディネートに個性や華やかさが生まれます。

しかしながら、差し色の取り入れ方が難しい。何色を合わせたらいいのかわからない。
など、ハードル高く感じている人も多いのではないでしょうか。

コーディネートに取り入れる差し色の数は、一色が基本です。
コーディネート全体の色合いに対して、明度が高く、パッと目を引く明るいカラーを選ぶのが上手にコまとめるコツです。

色は、
◯縦軸→明度(明るい/暗い)
◯横軸→彩度(鮮やかさの度合い)
の2つから場所が決まっています。
例えば彩度が高めのパキッとカラー「緑」の例で考えてみましょう。
ベーシックカラーの「白」「グレー」「黒」に合わせてみます。

それぞれのカラーの上にグリーンを乗せてみました。
グレーが一番目立たず、グリーンの派手さが抑えられて馴染んで見えますね。
逆に、一番コントラストが際立って見えるのは黒!
黒は明度が一番低いので、差し色のおかげで印象が暗く見えず明るい印象になります。

色の理論についてはこちらでもまとめています。
https://eryn-coordinate.com/archives/380

差し色を取り入れる効果は
①印象が明るくなる
②1点強い色で全体が引き締まって見える
③体型にお悩みを持つ方は、気になる場所の視線そらしができる
などたくさんあります。
差し色コーディネートができるようになると、少ないアイテムでいろいろなコーディネートが楽しめるようにもなります。
逆に、何色も差し色として取り入れると、派手すぎる印象になってしまうことも。
差し色は同系統で揃えるのが良いと思います。
というわけで、大人女性が挑戦しやすい差し色コーデ集をご紹介します。

靴で差し色

よく読む雑誌ジゼルの中に何度も出てくる靴がとても気になり、探して買いました。


キャメル色のローファーです。
こっくり、テリテリの明るめのキャメル色に一目惚れしました!
A de Vivreというトラッドベースのコンセプトブランドのようで、初めて知りました。
本革仕様なのに、価格は10,000円台と比較的買いやすいのも魅力。
甲が深めでかっちり感があり、トラッドな雰囲気を出すこともできます。
こちらでコーデを組むと

Tシャツ/GOOD ROCK SPEED・シアートップス/6・パンツ/dolce・ローファ/A de Vivre・バッグ/J&M Davidson

雑誌に載っていたコーディネートの中から、真似したいなと思ったもの。
モノトーンへの差し色です。
落ち着いた雰囲気ながら、おしゃれさ漂う差し色コーデの完成です。
キャメルはどんなカラーとも相性が良いと思います。
もちろん、大好きなネイビーの紺ブレとも合わせたいなと妄想。

もう一つ靴での差し色コーデ。

見つけたとき、このピンク履いてみたいー!と思った久々のコンバースです。
青みのピンク色がすごく可愛い!
ピンクは春に間違いなく取り入れたくなるカラーですよね。

しかもこのバキッとした感じのピンクが今の気分にぴったり。
ピンクの選び方はなかなか難しいなと感じるお年頃ですが、差し色としてなら挑戦しやすと思いますよ。

ニットビスチェ/spick&span・シャツ/meri・スカート/my:nia・バッグ/meri

こちらもモノトーンコーデに合わせています。
このピンクはブラックのようなどんなきつい色味でも負けない軽やかさがあるので、とことんカジュアルなコーデで楽しみたいなと思っています。

バッグで差し色

シンプルコーデで間が持たない、手持ち服にマンネリは、大人女性が陥りやすいお悩み。
その悩みの心強い救世主になってくれる差し色ですが、いちばん取り入れやすいのはバッグでしょう。

まずはプチプラで取り入れてみました。
ころんとしたイエローのバッグ、なんとユニクロなんです。
バッグは合わせやすいよう無難な色を買いがちですが、冒険カラーだからこそユニクロで挑戦できるのは嬉しいですね!

こんなカラーバッグもユニクロから登場するなんてと飛びついたアイテムです。
こちらのイエローは、卵のような優しい色味が気に入って手に取ったのですが、今年のトレンドカラーとして淡い印象の「バナナイエロー」が注目株として挙げられるそうで。
まさに、そんな感じの優しめなイエロー具合が浮かずに馴染みやすく、上品なコーデが組めると思います。

トップス/ur’s・パンツ/ur’s・ジャケット/UNIQLO・サンダル/SESTO・バッグ/UNIQLO

ピンクほど甘くなく、ベージュよりも華やかな印象になるイエローは、シックな装いをフレッシュに見せるのに効果的です。
今回もキリっとかっこいいブラックに合わせましたが、イエローが入るおかげできつい印象にはなりません。

おまけにこちらのバッグ、ファスナーがガバッと開き、容量がたくさん入るという、可愛いだけでなく機能的なのも嬉しいポイントです。

もし少し鮮やかさや特別感をより出したいときは、同色の柄物を使うとその人らしい個性が出ます。
「THE差し色」という印象が薄れ、うまく馴染んでいるように見えますよね。

差し色バッグでもう1コーデ。
モノトーンはもちろん、グレーにもベージュにもよく合うパープル、差し色に素敵ですよ。

コーディネート全体の色合いに対して、明度が高く、パッと目を引く明るいカラーを選んでみるのがポイントとして挙げました。
しかし、明度が高い色のほかにも、コーディネート全体の色味を足してくれるようなカラー小物を差し色として使うのもおすすめです。

カットソー/haptic・シャツ/TEANY・パンツ/UNIQLO +J・サンダル/viviancollection・バッグ/STYLE DELI

合わせたのはTシャツ、綿パンツ、そこにバサッとシャツを羽織っただけのコーデ。
この3つは誰しも1枚は持っていると思います。
なんなら私の場合、ちょっとそこまでお買い物のワンマイルコーデとして大活躍するアイテムだったりします。
こちらの3アイテムだけだと、地味見えすることが多いのが悩み。
そこで地味コーデの差し色にもきれいに映えるパープルのバッグを取り入れました。
こちらのパープルバッグはパキッとした色味ではないものの、はっきりカラーが主張する色味なので、同じような明度で組んだコーデのアクセントになります。
ころんとしたサイズ感もかわいい印象ですね。
余談ですが、マチがスクエアなので見た目よりずっとたくさん入りますよ!
型押しデザインもおしゃれ見えするポイント。
発色が綺麗なので、どこの?と聞かれる率高め、間違いなくおしゃれ見えするアイテムです。

ボトムスで差し色

小物以外でも差し色にチャレンジすることができます。
はっきりとした色は顔より遠い位置で取り入れるとソワソワしにくいかなと思いますので、ボトムス差し色をご紹介します。

ネイビーとホワイトに差し色でグリーンを合わせています。
ついついやってしまう好きな色合わせが、ネイビー×グリーンなんです。
好きで良く覗くセレクトショップがあるのですが、そこの店員さんに「綺麗なカラーパンツですね」と誉められたアイテム。
確かに上品で美しい色味だわ〜と思って、ますますお気に入りとなったパンツです。

カットソー/haptic・パンツ/haptic・ワンピース/spick&span・シューズ/TRE DUE NOVE・バッグ/GIANNI CHIARINI

ネイビーはブラックよりも柔らかい印象なので風が心地よい春に、特に着たくなるカラーです。
そして天気が良いと、長くて風になびくものが着たくなります。
パンツはリネン×レーヨンで夏もサラッとゆるっと穿ける生地なのでこれから大活躍しそうです。

もう一つボトムス差し色コーデを。
涼しくて快適なので、ユニクロの「ワッシャーサテンスカートパンツ」がお気に入りなのですが、これ名品ですよね!

たくさんのカラーが出ていますが、その中でも今回はブルーを選びました。
ネイビーや鮮やかなブルーとも違う、深い海の色みたいなブルーでとても綺麗なんです。

トップス/ETFIL・スカートパンツ/UNIQLO・シューズ/TRE DUE NOVE・メルカドバッグ/retra

得意カラーベージュコーデの差し色として。
大人っぽくお洒落見えするベージュワントーンで落ち着いたコーデですが、鮮やかカラーを添えることで、フレッシュさやアクティブ感を演出できました。

せっかくの春。
全体を無難にまとめるだけでなく、時々カラーでパンチを利かせて、着こなしにより自分らしさや面白さをプラスしてみましょう。