だんだんと春が近づき、暖かくなってくると外出する機会も多くなりますね。
お散歩だったり、公園DAYだったり…アクティブなカジュアルコーデも用意したくなってきます。
ところで、昨年から間違いなく一大トレンドとなっているのがジョガーパンツ。
みなさまもクローゼットに1着はあるのではないでしょうか。
楽チンで締め付け感もなく、動きやすく、アクティブコーデにはピッタリ。
合わせる小物によってはおしゃれにお出かけコーデもできるジョガーパンツは便利なアイテムですよね。
そもそもジョガーパンツとは、一般的に裾にリブやゴムが施されたパンツのことを言います。
「ジョギング」から来ているだけあり、スポーティなイメージですよね。
近年、ファッション雑誌にもかなり載っているし、どこのお店でも必ずといっていいほど見かけます。
そんな、あちこちでトレンドものとして耳にするジョガーパンツですが、先日友人たちと話していて取り上げられたのが
「足下、特に合わせる靴って難しくない?」という問題。
そうなのです。私も感じていました。
というわけで、今回は骨格ストレートさんがジョガーパンツを上手に穿きこなすためのコツについてご紹介します。
足の甲を見せる
こちらはユニクロユーから発売された、タックジョガーパンツです。

どちらの靴も、ヒールの有無の違いはあれど、共通しているのはきれい目なパンプスをあわせていること。
足の甲が見えているデザインの靴です。
ではここで、アクティブコーデなのでパンプス履かないけど?という時の場合。
動きやすさ重視でスニーカーを履きたい、スニーカーは合わないの?ってなりますよね。
はい、スニーカー合わせ、してみました。

なにこれ、もさい。想像以上にダサい。
これは、ない、ない!ないわーーとなってしまいます。
これ見て「素敵」って思う人はおそらく、いないでしょうね。
骨格ストレートの問題もありますが、足元が詰まっていて重く見えてしまうことがもっさりの原因なのです。
骨格によるバランスよく見える重心バランスの違い、が如実に出るのがジョガーパンツの難点です。
逆に、骨格ナチュラルさんならスニーカーでも素敵に穿けるかもしれませんね。
ということで、わたし的「ジョガーパンツに合う靴」の結論は、甲の見えるきれい目の靴です。
ウェーブさん、ストレートさん、ジョガーパンツのスニーカー合わせは少し考えなければなりせん。
その少し考えるコツをまた下の項でご紹介します。
素材を変えてみる
やっぱりジョガーパンツって難易度高いわ、穿きこなせないわと、思った皆さんも大丈夫。
それなら「素材を大人っぽいきれい目のものする」といいかもしれません。
次のコーデは、色や形は先程とあまり変わりはありませんが、ジョガーパンツの素材を変えてきれいめにまとめてみたバージョンです。

カットソー/LAEMUSE・パンツ/sweet&sheep・パンプス/mamian・バッグ/オルネラ
生地が美しく、シャカシャカ要素が一切ないとろみ系のジョガーパンツです。
ちなみに、リアルにこのコーデでPTAにも参加したくらいなのですが、アクティブ感が消えてきちんと感があるように見えませんか。
ジョガーパンツといえば濃い色が多いのですが、とろみ系の素材のときはは優しげなカラーを選んでみてください。
きれいめ淡色大人ジョガーコーデの完成です。
そして、素材を変えるとさらに嬉しいことも…

ニット/FUNNY COMPANY+・シャツ/uniqlo U・ジョガーパンツ/sweet&sheep・ブーツ/SESTO・バッグ/hayni
見てください。足の甲が出ていません!
まだまだ寒いときは、このようにブーツ合わせにすることもできます。
こちらのジョガーパンツの色名はエクリュとなっており、名前の通りミルキーな優しげエクリュカラーで色もすごく良いです。
大人が穿きやすいのはきれい目素材タイプのものだと思いますので、素材から吟味してみてください。
デザインにこだわってみる
いやいや、ジョガーパンツたるもの、やはり歩きやすいスニーカーに合わせたいのよという皆さん。
最後のコツはこちら、「デザインに注目すること」なのです。
こちらのコーデを見てください。

ニット/meri・シャツ/FUNNY COMPANY+・パンツ/GU・バッグ/nomadis・バッグ/spick&span・スニーカー/PATRICK
骨格ストレート鬼門のスニーカー合わせのコーデです。
ジョガーパンツはGU「センターシームジョガーパンツ」という名称です。
SNSでおしゃれな方が絶賛していたのを見て間違いない〜っとお店に走って購入したものです。
スウェット地のジョガーパンツはカジュアル度が高すぎて履けないので、こちらもテロンとしたきれい目素材。
しかも「取れないセンターシーム入り」というのが重要ポイント。
このセンターシームがよりきれい目な印象につながります。
シルエットも太くなりすぎず、足のラインも拾いすぎずにスッキリ見えていますよね。
Sだともう少しスッキリでよりきれいめでしたが、ちょっとゆとりが欲しくてMにしました。
パンツがきれいめなので、スニーカー合わせもどカジュアルすぎず、そして裾のスリットが抜け感をだしてくれるのでスッキリ見えが叶います。
抜け感でご紹介するなら、もう1枚。

ニット/antiqua・ジャケット/meri・パンツ/STYLE DELI・靴/MOHI・バッグ/zakka box
合わせているのはスニーカーではなくスリッポンですが、足の甲を見せるのではなく足首をチラ見せしてバランスをとっています。
このように、足元に抜け感をだせるようなデザインであれば骨格ストレートさんでも上手にジョガーパンツを穿きこなせます。
こちらのパンツもサラサラしていて落ち感もあります。
とにかくよく伸びて軽くて、穿いていることを忘れそうなほど肌に全くの負担がないのです。
太ももにタックが複数回入っていて着太りしたらどうしようか心配しましたが、逆に小さなワンタックが腰回りをカバーして見せる効果があります。
太もも回りのタックもぽわんと広がらず、自然に足に添いながらカバーしてくれているわけです。
よく伸びる素材が、タックが苦手な骨格ストレートも、ほっそり見せてくれています。
良い意味で裾デザインにやりすぎ感がないので、初心者でもトライしやすいシルエットですよね。
「きれい目+抜け感」でジョガーパンツとスニーカーは攻略できると思いますよ。
ジョガーパンツの足元、少し悩ましいところなのですが、結局私はきれいめに合わせるのが一番しっくり来る気がします。
試着したら、意外と穿けたジョガーパンツとセットアップの記事も書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
https://ameblo.jp/kurimama2013/entry-12715601010.html