時短ワントーンはコツをつかんでおしゃれ見え

なんだかとても暑いです。
今日は関東は軒並み30℃になっているということで、感覚が本当に夏のようです。
洋服の整理をしたり、布団を夏用に替えたり、梅雨に入る前にやることが山積みです。
しかしながら、暑くて何もする気になりません。

さて、何をする気にもならないくらいの日はコーデを考えるのもまた面倒。
そんな時に私がよく使う手がワントーンコーデです。

ワントーンコーデとは全身を同じような色でまとめる組み合わせ方のことです。ワン(One)=1種類+トーン(Tone)=色調
まったく同じ色味(ワンカラー)でなくとも、鮮やかさや明るさなどの色調を組み合わせて作るコーディネート。
おしゃれな方たちが難なく着こなしているように見えますが、実際に自分がやってみようと思うと、なんだかダサく見えたり、のっぺり見えたりと意外に難しいと感じることもあるのですよね。
ワントーンコーデのメリットは、こなれ感を出せることです。
しかし、例えば白シャツを着るとき、白パンツをあえて合わせることは難易度が高いと感じますよね。
あえて合わせる方は少数派かもしれません。
どちらかというと、デニムやカラーパンツと合わせる方のほうが多いかと思います。

特にベーシックなカラーをよく着る私は、ベーシックワントーンでは一見地味な雰囲気に見られがちになります。
というわけで、気をつけていることは以下の3点。
・グラデーションのようにカラーをつなげる
・異素材合わせでのっぺり回避
・小物でパンチを加えてメリハリをつける

このコツを掴むことでこなれ感が格段にUP。
むしろワントーンで揃えることによってコーディネートに統一感が生まれます。
それでは上記3点のコツを細かく見ていきましょう。

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eryn

40代男の子ママ
|UNIQLO・GUを使った等身大でオシャレに見える着回しをご紹介します|身長162cm・標準体型|骨格ストレート・パーソナルカラースプリング
|アメブロファッションランキング1位獲得

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グラデーション

まずは私の得意カラーでもあり、ワントーンコーデの中でも人気が高く、肌馴染みがいいことから初心者さんにも挑戦しやすいベージュカラー。
ベージュは、ピンクやカーキ、イエローなど延長線上にいろんな色味があるのであらゆるワントーンを簡単に作り上げることができます。

トップスはベージュピンクの優しい色味のシャツ。
ボトムスはラップパンツとは、ウエスト部分が巻き付ける形や打ち合わせる形になっている強めのベージュパンツ。
アシンメトリーなデザイン、まるでマキシスカートのような見た目ですが、トップスの色味が思った以上に女性らしいので、まろやかなコーデになっています。

また、ボトムスはカジュアル見えのリネン調素材ですが、程よくきちんと見えするシャツなので、大人っぽくきれいめに見せることができます。

お次は誰もが持っているであろうデニムでもできちゃうワントーンコーデ。

こちらはシャツとスカートのワントーンコーデです。
水色のワントーンは私にとっては新鮮なのですが、この爽やかさがこれからの季節にぴったりです。
この色合わせはデニム×デニムコーデでもよくやっています。
好きな色味のデニムは、似たようなものが集まるので、上下別でも意外とワントーンに見えちゃいます。
お持ちのデニムでぜひ試してみてください。

このように、トップスとボトムスで色をつなげるIラインコーデは着痩せの鉄板です。
グラデーションで重ねていくと、淡い色なのに深みが生まれることによって、大人な着こなしができますよ。

ちなみに今季はこのようなブルーシャツにジレやニットベストや重ねているディスプレイがとても多くありました。
コーデに一癖加えたい時は、このようなアイテムを持っていると間違いなさそうですね。

異素材

これは、ワントーンの時に必ず取り入れているポイントの中でも最も大切だと思っていることです。
「異素材」を組み合わせること。

特に大人女性のカジュアルワントーンコーデは、気をつけないともっさりしてしまうので、ぜひ「異素材」のものを組み合わせてみてください。

夏になるとやりたくなる限定のブラックコーデ。
他の3シーズンなかなかできないのです。
理由は全然似合わないから。
いつもはベージュブラウン女の私も、これからの暑い季節はかなりの頻度でブラックコーデを楽しむ予定ですよ。

こちらのコーデは全て素材を全て変えてみました。
もちろん、コーデとしては4種類もなくても全然良いと思いますが、2〜3種類の異素材を重ねるとオシャレなワントーンができると思います。

トップスはシルケットコットンなので綿だけど少し光沢もありきれい&高見えです。
上下での質感を変えだけ、それだけでのっぺり感は回避されますので試してみてください。

それから、手首や足首が見える季節は、肌色がいい感じの抜け感となって重たく見えませんので適度な肌見せも大事。
黒でもネイビーでも白でも、ワントーンでよくやっているテクニックです。

ほっこり気分のサマーニットにサテンのワンピースを合わせました。
サテン生地は、のっぺりせずにグッと素敵に見えるのでワントーンコーデに一番相性の良い素材かもしれません。
ほっこりもっさりになりがちなコーデにサテンのツルッとツヤっとした異素材がメリハリをもたらしてくれて、なんだかオシャレに見える気がします。
サテンというだけで、急にお出かけっぽい雰囲気出ますよね。

地味カラーも華やかに見えますので、ワントーン初心者さんは、ぜひサテン素材を取り入れてみてください。

小物

ワントーンコーデをダサいと思わせないコツの最後は、全体をボヤッと見えないためにスパイスとして使う、小物使いにあります。

私の鉄板、時短コーデの1つ「ネイビーのワントーン」。
中でもデニムを使えるネイビーは一番やりやすい。

こちらは袖まくりだとかウエストインだとか、そういう小技的なことはいらない「着るだけワントーン」

合わせたトップスは、前後差のあるシルエットで着るだけで様になり、二の腕もスーッキリ見える優れものです。
濃いネイビー、、これまた好きすぎる色なのです。
シンプルなワントーンにはどこかにポイントを置きましょう。
そんな時に便利なのが帽子、この日はハットを被りました。
そして帽子に色味を合わせたかごバッグで統一感を出しました。

もう一つ帽子ポイントのコーデです。

雨が降らない日に初下ろししたかったキャスケット。
まずはガッツリアイロンかけて、ストレートヘアで試してみました。
お気に入りでもあり、すっきり見えてシンプルだけど編み目にちょっとこだわりがあって素敵なサマーニットにナロースカートを合わせました。

スカートはサテンではなくリネン素材のものにしています。
キャスケットの抜け感にリネンの軽さの方がぴったりハマりました。
サテンよりカジュアルな雰囲気が出ると思いますよ。

帽子をプラスすることで目線が上に行き、ワントーンが野暮ったくなりませんね。
自分的に鉄板!と思える小物をいくつかもっておくと、時間がない時や考えるのがめんどくさい時にすぐプラスできておすすめですよ。

この日もワントーン。
ママ支度早いとと驚かれたコーデです。
https://ameblo.jp/kurimama2013/entry-12851002285.html

スパイス役に欠かせない辛口小物はまだまだあります。

超使いやすいと思っているのは、パイソンやレオパなどのアニマル柄の小物です。
私は、ベージュやブラウンなどのコーデが多いので、茶系が入っている柄だととても自然に馴染みます。

こちらは、ジレを羽織っておしゃれ感UPのワントーンコーデです。

好きでよくやっているベージュ系のワントーンにジレを合わせると、のっぺり感も防げて一気におしゃれ感UPします。
暑がりの私は早速ノースリーブ着ています。
ジレの素材は、夏の薄い麻とは違う少し厚めの麻ジレなので、季節感も今にぴったりです。

いかがでしたでしょうか。
時短のワントーンで、コツを押さえておしゃれ見え。
この夏はワントーンコーデをより楽しみましょう。