着回し力No.1!シャツワンピレイヤードの楽しみ方

この季節、朝晩だけではなく日によっても気温差が激しいですね。
「何着よう」と前日から天気予報のチェックが欠かせません。

そんななか、私がこの季節にイチオシとして挙げたいのが
「シャツワンピース」です。
シャツワンピースは、その名の通りシャツの形をベースとしたワンピースです。
通常のワンピースと比較し、ボタンが一番下やウエストあたりまであります。
ワンピースとして着るだけではなく、ボタンを外せばアウターとしても着られるという着回し力抜群のアイテムなのです。

過去にも「正月太りを隠すためのワンピース活用術」
https://eryn-coordinate.com/archives/1030
だったり
「たくましい二の腕をあえて出すワンピースの着方」
https://eryn-coordinate.com/archives/290
だったりと、記事の中でもたくさんワンピースについて取り上げてきました。
一枚でシンプルに着ても、レイヤードしてもサマになるシャツワンピースは、おしゃれ大人女性にはもってこい!
今回はこのシャツワンピのレイヤードコーデに注目してご紹介します。

erynの自己紹介
この記事を書いた人
eryn

40代男の子ママ
|UNIQLO・GUを使った等身大でオシャレに見える着回しをご紹介します|身長162cm・標準体型|骨格ストレート・パーソナルカラースプリング
|アメブロファッションランキング1位獲得

erynをフォローする

一枚orレイヤード

どこへ行くわけでもないけれど、着るだけでワンピースはとてもテンションが上がりますよね。
一見きれいめに使えるワンピースも、着こなしによってはカジュアルコーデにすることができます。
ワードローブにあるととても重宝しますよ。

例えばこちらのシャツワンピ

シャツワンピ/razielblue

カジュアルなコットン素材ですが、きれいめ小物と合わせてお出かけ仕様にしています。
スタンドカラーとフレンチスリーブもとっても好み!
コーデいらずの楽チンアイテムながら着心地とシルエットが良いので言うことなしです。

では次にレイヤードコーデにするとどのように印象が変わるか見てみましょう。

レースタンクトップ/apart by lowrys・ワイドデニム/FILDEFER・靴/tomorrowland・バッグ/ナンバートゥエンティワン

デニムをボトムスに入れてレイヤードするだけで、だいぶカジュアルになりました。
家ではTシャツにデニムなので、外出時は得意の「長いもの羽織ります」作戦を決行します。
シャツの襟は小さめのものがオススメです。
襟が小さいとかっちりし過ぎなく見えるので、これもラフな雰囲気に見えるためのポイント。
やはりシャツワンピは便利だな、と思う理由がこのように着まわしが効くことです。
ただ羽織っただけですが、後ろに引いて太ベルトで締めるとまた雰囲気変わって見えて、もう少し”おしゃれしてますよ感”が出ると思います。
ただし、ロング丈のものを着ると重心が下がって重たく見える時、ベルトでウエストマークは必須です。

淡×淡 or 濃×濃

レイヤードするカラーを淡めにすると優しい印象になります。
まずはこちら、たっぷりなコットンシャツワンピです。

ワンピース/and Me・フレアパンツ/sweet&sheep・サンダル/SESTO・バッグ/HAYNI 

コットンというだけでふんわり雰囲気。
ナチュラルでこれからのお天気が良い日にちょっと出かけるのにぴったりですよね。
さらっとした軽めのコットンなので、お洗濯時の脱水を気をつければしわくちゃ、ということもありません。
ボタンを留めれば詰まった襟元ですが、2つくらい開けてVゾーンを作ると袖にボリュームがあるタイプのワンピなのでおしゃれ。
さらに後ろにはギャザーも入っていて機能面もポイントたくさん。
主婦には嬉しいポケットもついているし、袖口はゴムなのでたくし上げるのも楽々なのです。

ペチコートを穿いたら1枚でももちろんOK。
ですが、薄いパープルとグレーのくすんだ薄いラベンダーのようで優しい色味に、ホワイトのゆとりのあるパンツ合わせをします。
パンツはちょいフレアの内側スリットで足長く見せれば、優しい印象は保ちながらカジュアルな雰囲気に変身します。
ぴったりしたレギンスよりも、ゆとりのあるパンツ合わせが今っぽいですよね。

では、濃いめカラーのレイヤードはどのようになるでしょう。

インナー/UNIQLO・パンツ/UNIQLO・シャツワンピース/bonjour sagan・ベルト/celine・キャスケット/シャポードオー・ローファー/tukn.・バッグ/bagmati

思い切ってブラックをチョイスすると、引き締まって見えますよね。
爽やかな濃い目ブルーストライプのシャツワンピです。
自称「生地にうるさい女」なので、特にワンピースは生地面積が大きく、生地は大事なポイントです。
扱いの楽さ、価格との兼ね合い、着たい!と思える生地感かどうか、ゆっくり吟味します。
こちらのワンピは小物と襟元のアレンジの違いだけで印象が変わります。
ワンピースの醍醐味はなんと言っても「1枚で決まる」だと思いますので、普通に着て、夏小物を合わせれば初夏コーデの完成。
ボタンを開けて、小ぶりな小物を合わせれば綺麗目コーデになる。
このコーデのように、インナータンクトップ+ブラックパンツに羽織るだけで、あっという間にお出かけコーデが完成します。

足捌きが良いよう、サイドスリットが入っていますが、膝下までなので気になるほどの深さではありません。
ジレやビスチェを足してもオシャレ度UPしそうです。
これだけでちょっとしたご近所のママ友ランチなんかも行けちゃいますね。

このように、シャツワンピの色味や雰囲気に合わせたインナーやボトムスをレイヤードしてみてください。
雰囲気は壊さないまま、簡単にカジュアルコーデを作ることができますよ。

パンツorスカート

シャツワンピのレイヤードはもちろんパンツだけではありません。
スカートの例も見ていきましょう。

シャツワンピ/bonjour sagan

最近豊富な「重ね襟」アイテム。
目新しさもあり、着ると途端にオシャレ見えするアイテムですよね。
今回着ているのは軽くて動きの出やすいレーヨン素材の光沢とシアー感のある生地です。
長袖ですが日除けや冷房対策にバッチリな素材です。
ベストを重ねたようなデザインがオシャレ感MAX。
1枚ヒラっとついているとこんなにもオシャレに見えるんですね!

ブラックのリブパンツバージョンはとにかくスッキリ見えします。
ボタンを留めて淡色スカートレイヤードはかわいい印象に。
デザイン性の高いシャツワンピなので、ボトムスは無難なものを合わせます。
スッキリ見せたいか、優しく見せたいか、でボトムスをチョイスしてみましょう。

こちらのシャツワンピはドルマンシルエット。
全体的に生地をたっぷりとった、露出を抑えながらも涼しく着られるゆるシルエットのアイテムです。
カラーは、トレンド感あるグリーンストライプはデニム合わせ。
定番大人カラーのネイビーストライプはフレアスカートコーデにして印象を変えています。

二の腕も足も全部誤魔化せる体型カバー100%のシャツワンピースはやはり便利。
生地もシワになりにくいポリエステルの薄手生地でサラッとお手入れ楽チンなのも嬉しいポイントです。
こちらもサイドに深いスリットがあるので、パンツやスカートとのレイヤードで着ると相性が良いと思います。
タンクトップ×デニムの上に、ロングカーディガンのようにパッと羽織るだけでほどよいカジュアルオシャレ。
真面目すぎないシルエットがお気に入りです。
逆に、スッキリなスタンドカラーでボタンを留めても苦しくないので、キャミワンピやロングスカートとレイヤードすればきれい目カジュアルにもなります。

ボトムスを変えれば、同じワンピアイテムを着用しているとは思えないほど雰囲気が変わりますね。

羽織って着たり、ボトムスとレイヤードしたコーデをご紹介してきました。
インナーや合わせる小物次第ではオールシーズン着回せるのがシャツワンピの良いところ!
季節ごとに自分らしいおしゃれを楽しみましょう。