ありのままを受け入れることにした、クセ毛の活かし方

こちらのサイトでも何度も取り上げている私のクセ毛問題ですが、ここ1年ほどで髪の毛もだんだん伸びてまいりました。
私にとっても1番のコンプレックスをありのままを公開するのは勇気のいることでしたが、ブログのコメントで「参考になりました」とのお言葉をいただき、ありがたくてありがたくて。
私の方こそお礼を言いたい気持ちでいっぱいになりました。

そんなわけで、最近のクセ毛事情の傾向と対策について、ありのままを語ります。

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eryn

40代男の子ママ
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切る?切らない?葛藤

1か月に1回は白髪染めしないとまずいのですが、なかなか予約が取れない美容院なので、2か月ぶりになったりします。

これが去年の夏

ショートからボブへの転換期。
ここまで伸ばすのもなかなか大変でした。

それから半年。
年末の頃です。
美容院では、半分くらいバッサリいってしまおうかという気持ちで行ったのですが、思いとどまった時です。
私の長年の凝り固まったくせ毛への考え方をガラガラと変えてくれた美容師さんが
✔︎切りたい気持ちが100%じゃないなら切らないほうが良い
✔︎毛先の厚みがもう少し増して揃えば扱いも楽になる
✔︎ここまで伸ばしたのも数年ぶりなら、一度ロングを目指してみたら?きっとチャレンジするのはこの先ないような気がする
✔︎切りたくなったらすぐ切れば良い

と言ってくださったのです。
まさにその通り、と思いました。
この先、この長さから伸ばそうという気持ちになることは、おそらくない。
なので、大袈裟かもしれないのですが生涯最後のチャレンジ「目指せロングヘア挑戦」をやってみようと心に決めました。

そして現在。

こうして見てみると、ストレートアイロンで伸ばしてもらったのもありますが、本当に伸びた!と驚きます。
痛みもほぼなく、毎日のセルフメンテナンスをとても頑張っている!と褒められました。

ここまで長くなったのは、ここ数年で最高です。
元々、40代からはボブがショートでいく、とずっと思っていたので、伸ばす気持ちってほぼありませんでした。
くせ毛だから、下ろしてツヤサラな毛でないから気分も上がらずまとめるしかないしなあ、というのも伸ばす気持ちになれない理由。
肩で跳ねる長さを超えたので、急に伸びた感じがするのと、普段はまとめ髪が多いので、圧倒的にアレンジもしやすくなり、むしろ扱いが楽になってきましたよ。
もう少し頑張って伸ばします。
もし、この先2、3か月で挫折したらその時はまた報告するので、笑ってやってください。
地毛で伸ばしているだなんて!縮毛矯正の登場とともに使い始めた私なので、実に20年以上ぶりなのです。

オイルのつけ方

さて、美容師さんにたくさんアドバイスをもらい、褒めていただいたこともあり、さらにお家でもケアはやる気満々。

地毛のクセはどうも波ウェーブみたいなクセがあり、何もしないと、もわー、ぼあーっとなります。
長年の縮毛矯正を辞めて、地毛のくせ毛を扱うのはそれはそれは大変なのです。
大変というか、ドライヤーした直後がハリーポッターのハグリッドみたいになるから、私はテンション下がります。
このハグリッドの話は、この前神崎恵さんのインスタライブで話題になってて、もう激しく同意しました。

ただ、くせ毛ってアレンジがめちゃくちゃしやすい毛質ではあるので、唯一のメリットといえばそれくらいかしら。
さて、朝起きたての髪の状態関しては手間をかけているので、朝はなかなか収まりが良いです。
美容師さんから、スタイリングの時はたっぷりオイルをと教えてもらい、続けています。
欠かせないオイルは、こちらのゴールデンホホバオイル。

スキンケアにも使える、人の皮脂と同じ成分でできているオイルです。
気化しないので、ドライヤー前に使うとなかなか乾かないから、スタイリング時、乾いた髪に使うのがおすすめですよ。
いろんなものを使いましたが、これがコスパもまとまり具合もポンプの使いやすさとか、全てにおいて最高です。

さて、前回のクセ毛コーナーの記事でもお伝えしましたが、オイルの付け方にはコツがあります。
オイルをつける場所は、髪の表面ではなく、頭皮側です。
ボリュームを抑えるのはとにかくオイルだと。
しかも、地肌にガシガシつけるのがポイント。
私の場合、地肌に10プッシュ。
さらにこれからは湿気と汗の季節だからさらに10プッシュを髪の方に。
もちろんその人の髪質によりますが、私はなんと20プッシュ必要ですと!
頭皮にガシガシつけます〜!(ボリューム抑えるには、頭皮につけるんだそう。だからホホバオイルが良いのです)
表面に沢山つけるとべったりするので少量!
そうすることで、ボリュームがおさまり、艶っぽさが出ますのでぜひ試してみてください。

アレンジ髪

オイルをつけてからアイロンは、髪を揚げてしまうようなもので危険!
なんて情報も見聞きしますが、150℃以下でやれば問題ないとのことで、私はアイロン必須でクセ毛を活かしたウェーブアレンジを楽しんでいます。

昔は200℃近くてやっていたので髪はボロボロでした。
1番いいよ!とお勧めされた幅広のストレートアイロンがこちら。
お高いけど、すごく使いやすくて買ってよかったと思っています。

さぁ、150℃のストレートアイロンでナミナミヘアを作っていきましょう。

YouTubeなどにも沢山やり方があがっていると思いますが、単純なので実は簡単です。
挟んだ毛を内、外と交互に手首を捻りウェーブを作ります。
ちなみに、内側はやりません。
見えるところ、外側だけやれば大丈夫なので五回もやればぐるり全面終わります。
ナミナミがきれいな形にならない!と思っても意外と問題なくて。
私もこんなもんです。
全然上手ではありません。

次はパーマヘアの人と同じ工程。
パーマの方は、パーマ戻しムース、的なものを使うかと思うのですが、私も同じようにムースを全体につけていきます。
神崎さんお気に入りとのことで真似して買ったトリートメントムースを使っています。
このムースを全体につくように、手のひら2-3個分使います。
ムースは、水と油なのでウェーブが復活します。
水分で、私はさらにクセのウェーブも出てくるので先ほどよりもウェーブが強めに出てきます。

クセ毛さんは、この状態で終わると乾いた時に地毛のクセが自由に暴れ出してモアモアしてきちゃうのでもう一工程いきますよ!

最後にジェルを使いウェーブを固定します。
写真の量くらいを、髪の毛全体に。
ウェーブを潰さないように軽く揉み込んでいきます。

このジェルはくせ毛を扱う美容師さんのYouTubeで見たもの。
固まらないし、時間が経ってもナミウェーブがきれいに保持されているし、とても良いです。
工程を説明すると、大変そうに見えるかもしれません、つけるものが多いだけなので、やること自体は難しくないです。

出来上がりはこちら。

ダウンヘアにする以外にも、まとめ髪もラフにまとめるだけで手が込んでるように見えるので、何かとアレンジが抜群なんです。
最近、この髪型をよくしてるのですが、100%の確率で「パーマかけたの?」って聞かれます。

か、か、か、かけてませんよーー!

まとめ髪とおくれ毛

それでも、クセ毛は日によってウェーブが決まらなかったり、湿気でどうにもまとまらなかったりするものですよね。
そんな時はベースオイルをがっつりつけてから巻いてスタイリング後、まとめ髪にすることも多いです。
まとめるといっても、簡単な一つ結びです。

1分もかからずに丸めて崩しただけの簡単アレンジ。
簡単にニュアンスのあるアレンジができるのはクセ毛の強みでもあったり悪いことばかりでもないのです。
今後の人生、縮毛矯正×白髪染めカラーのダブルパンチのダメージを続けていくよりも、ナチュラルな地毛を受け入れて活かす方がきっと楽だろう、、
なんて色々考えている最近です。

そういえば、まとめる時、”おくれ毛”ってみなさん出しますか?
私は出すことが多いかな〜 でも、後毛をきれいに巻いたりして、いかにも出してます!な感じが苦手。
無造作にちょちょっと出てるのになんか洒落てるってのに憧れるんです。
聞いたら、美容師さんがしっかり教えてくれました。
なんと、おくれ毛には黄金バランスが絶対あるのだそうです。

後れ毛ポイントはわずか2箇所。
これはどんな人にも当てはまるらしいので、ご紹介します。

まずはこめかみの横です。
「おでこのくの字のとこ」とおっしゃってました。
ここから、ひと束出します。

お次はもみあげのところ。
ここからも、ひと束出します。
おくれ毛のところを少し短くしてもらってるので、迷うことなく引き出せます。
すると、きれいに巻かなくてもなんとなくいい感じに出てるではありませんか。
この2箇所のほんの少しパラっとおくれ毛が無造作にあると、こなれ感も出るし、顔の輪郭もカバーされて見えるとのことです。

日本は古来から、「艶々のストレート黒髪が美の象徴」という文化的背景があるため、クセ毛は「隠す」「抑え込む」「恥ずかしい」など、なるべく封じ込める!みたいな流れがずっとあるのだそう。
私もすごくわかります。
それがここ最近は時代も変わり、クセ毛を活かそうとする人も増えてきたのだとか。

髪についてだけではなく、ありのままの個性を認めようという時代で、クセ毛も少し生きやすい時代になってきたのかな。

私もいろんな思いがありますが、今は活かすスタイリングを楽しんでいます。
隠すのをやめたら、気持ちが楽になりました。
試行錯誤でクセ毛のセットも楽しめるようになっています。

髪も肌も、体も。
あちこちお手入れするところばかりで大変ですが、やれば結果がついてくるから楽しくもあります。
ツヤツヤきれいなストレートへの憧れはもちろんあり、まだまだ葛藤はあるのですが!
最近ではこの髪型がむしろ羨ましいとさえ言われることが増えてきて、とても嬉しく思っています。