季節が進んできました。
ようやく秋服の出番ですね。
マネキンや街ゆくおしゃれな人をよく観察して
次はどんなコーディネートにしようかなと
手持ちの洋服を思い出しながら考える毎日です。
さて、SNSなどで毎日コーデをアップしているので
過去のものを見直したりできるのですが
コーデの組み合わせ…
例えば色合わせやシルエットなど、自分の好みの傾向が如実にあらわれます。
ピタ×ゆるで「着痩せ」
私が特に好きで大事にしている”シルエット”というのは
着痩せして見えることです。
ニット/basementonline・パンツ/cos・ベルト/IENA・スニーカー/converse・バッグ/pelletteria veneta
こちらのコーデはネイビー&ブラックの落ち着いたスタイル。
カラーだけでも引き締まり効果がありますが
コツはシルエットです。
それは…
「ピタ×ゆる」の組み合わせ。
今までのコーデを振り返ってみても「ピタ×ゆる」かなりあります。
なぜ、ピタ×ゆるが良いかは
大人女性体型の特徴にあります。
(もちろん個人差はありますのでご参考までに)
カバーできるシルエットの正解とは
大人女性体型の特徴と言えば
①お腹周りが立派
②ヒップ周りも立派
③二の腕も立派
④デコルテ周りの肉がそげ落ちる
①〜③は言うまでもなくカバーしたい部分ですよね。
順番に見ていきましょう。
まず①②のカバーにはワイドパンツが使えます。
特にハイウエストのものを選ぶことで
立派なウエストも丸ごと隠してくれるのでなお嬉しい。
①②カバーの間違えがちなパターン
それは、隠そう隠そうとしてチュニックに走ることなのです。
一気におばさん感満載になってしまいますので、これはNG。
うまく隠せるシルエットでカバーして、あとは潔く出す!
このコーデのほうがスッキリ見えますよ。
肩ラインの切り替えをよく見る
次に確実に着痩せするためにトップスについて見てみましょう。
昔より薄くなったデコルテ周りは出して立派な二の腕は隠す。
③をカバーしつつ、④を活かすには
肩周りのトップス選びが重要になります。
こちらのイラストを御覧ください。
○左:ラグランスリーブ
ラグランスリーブとは、襟ぐりから袖の下部分にかけて
斜めの切り替えが入った袖のこと。
肩のラインを一枚の布がそのまま覆うので
肩のラインがそのまま出ます。
→肩の丸みはカバーできない
○右:肩で切り替えのスリーブ
肩のラインに切り替えの縫い目ができることで
直角的なラインでが肩を覆うことができます。
→肩の丸みが直角ラインでカバーされる
このように上記2点では
肩の切り替えでまったく違うシルエットになるのです。
写真上のTシャツはラグランスリーブです。
下が肩で切り替えがあるTシャツ。
実は、肩のラインで切り替えの袖付きを着ると
肩まわりがすっきりして着痩せして見えるという効果があります。
写真下のようなシルエットが理想です。
特に、肩に厚みや丸みのある
骨格ストレートタイプの方にあてはまりやすいと思います。
ピタ×ピタでもなく、ゆる×ゆるでもなく。
ピタ×ゆる、のメリハリシルエット。
悩み多き大人女性世代の黄金着痩せシルエットで
秋服を楽しみましょう。